この記事では、愛犬のドライブボックスの代用品について、アイデアをまとめています。

ドライブ楽しい!行きたい!!

私専用シートがあったら安心だし、快適だわ♪
愛犬と車に乗る機会って多いですよね。旅行だけではなく、通院時にも車を使う方は多いでしょう。
少しでも愛犬には快適でいて欲しいですし、安全性も気になります。でも、専用のドライブボックスが必要なのかな?と迷うもの。
結論から言うと、ドライブボックスは専用のものを買わなくても、代用品でも大丈夫です!
- 100均グッズで代用品を手作りする
- ダンボールで代用品を手作りする
- クレートを代用する
- ドッグキャリーで代用する
- ペット用シートベルトやドライブハーネスで代用する
それぞれ、メリットやデメリットがありますので、順番に細かくご紹介していきましょう。

楽しいドライブにしましょうよ!

代用アイデア、5個もあるんだね!!
1. 100均グッズを使った手作り品で代用
100均ではドライブボックスそのものの取り扱いはないようです。
しかし100均で買える材料でも。アイデア次第で愛犬のための安全なドライブスペースを作ることが可能です。
手軽に入手できる材料で、自分だけのオリジナルドライブボックスを作るアイデアをご紹介します。
手作りアイデアと材料
- ワイヤーネット+結束バンド
- 材料:ワイヤーネット(愛犬のサイズに合わせて)、結束バンド、滑り止めシート、クッションやタオル
- 作り方:ワイヤーネットをコの字型や箱型に組み立て、結束バンドでしっかりと固定します。底面に滑り止めシートを敷き、愛犬が快適に過ごせるようにクッションやタオルを入れます。
- 安全ポイント: 飛び出し防止のために、ワイヤーネットの上部にもネットを取り付けるか、リードを固定できるフックなどを設置しましょう。
- プラスチック製収納ボックス+滑り止めシート
- 材料:ある程度の深さがあるプラスチック製収納ボックス(安定性の高いもの)、滑り止めシート、必要に応じて飛び出し防止ネット
- 作り方:プラスチック製ボックスの底に滑り止めシートを敷きます。愛犬が立ち上がって落ちない程度の深さがあるものを選びましょう。
- 安全ポイント: ボックスが走行中に動かないように、シートベルトで固定してください。飛び出しが心配な場合は、市販の犬用ハーネスとリードを併用し、リードをボックスの取っ手などに短く固定します。

ワクワクしながら作ってる飼い主さん、好き💛
100均手作り代用品のメリット
- 圧倒的な低価格: ほとんどの材料が100円で購入できるため、非常に経済的です。
- 入手の容易さ: 近くの100円ショップで手軽に材料を揃えられます。
- DIYの楽しさ: 愛犬のために工夫する喜びを味わえます。
- サイズ調整の柔軟性: 愛犬の体格や車のスペースに合わせて、自由にサイズを調整できます。

私への愛がたっぷり伝わってきそう!
100均手作り代用品のデメリット
- 安全性は工夫次第: 強度や安定性は、作り方や材料の選び方によって大きく左右されます。衝撃吸収性は期待できません。
- ある程度のDIYスキルが必要: 工具を使ったり、組み立て方を考えたりする手間がかかります。
- 見た目はシンプルになりがち: 機能性重視のため、おしゃれなデザインにするのは難しいかもしれません。
- 耐久性に不安が残る場合も: 強度の低い材料を選ぶと、すぐに壊れてしまう可能性があります。力の強い子、なんでも噛んでみる子にはおすすめできません。
- シートへの固定方法に工夫が必要:車のシートからズレないように、固定するための工夫が必要になります。

手作りは好きなデザインにできるんだ!

私に似合う、華麗なデザインにしてね♪
安全に使うための重要ポイント
- 車のシートにしっかり固定する: 走行中にズレたり倒れたりしないように、シートベルトなどを活用して確実に固定しましょう。
- 飛び出し防止対策を徹底する: リードを短く固定する、上部にネットを取り付けるなど、飛び出しを防ぐ工夫を必ず行いましょう。
- 定期的な点検と補修: 使用前に破損がないか確認し、必要であれば補修や作り直しを行いましょう。
2. ダンボールを使った手作り品で代用

「もっと手軽に用意したい!」そんなあなたには、身近なダンボールを使った簡易ドライブボックスがおすすめです。
意外かもしれませんが、強度と工夫次第で、愛犬の安全を守るための立派な代用品になります。
手作りアイデアと材料
- 強度重視の箱型ダンボール:
- 材料:丈夫なダンボール箱(複数枚重ねると強度が増します)、ガムテープ、滑り止めシート、クッションやタオル、必要に応じて防水用のビニールシート、固定用のベルト(スーツケース用がおすすめ)
- 作り方:ダンボール箱の底面や側面をガムテープでしっかりと補強します。内側に滑り止めシートを敷き、愛犬が快適に過ごせるようにクッションやタオルを入れます。防水対策として、内側にビニールシートを敷くのも有効です。
- 安全ポイント: 深さのあるダンボール箱を選び、愛犬が立ち上がっても落ちないようにしましょう。

スーパーでキレイなダンボールがもらえるよ!
ダンボール製代用品のメリット
- 驚きの低コスト: ほとんどの場合、無料で手に入るため、費用はほぼかかりません。
- 加工の容易さ: カッターやハサミで簡単にカットしたり、組み立てたりできます。
- 使わないときは省スペース: 畳んで保管できるため、場所を取りません。
- サイズの自由度が高い: 愛犬の体格や車のスペースに合わせて、自由に大きさを調整できます。

めちゃめちゃ簡単に作れそう!
ダンボール製代用品のデメリット
- 耐久性は非常に低い: 衝撃に弱く、潰れたり壊れたりしやすいです。力の強い子には不向き。またなんでもかじってしまう子は誤飲の危険があり、おすすめできません。
- 防水性がない: 水濡れに弱いため、汚れたり濡れたりするとすぐに使えなくなります。
- 安定性に欠ける: 車の振動で倒れたり、ズレたりする可能性があります。
- 見た目は実用的: おしゃれな見た目を求める方には不向きです。

緊急時には充分かな、って思うんだ。
安全に使うための重要ポイント
- 車のシートにしっかり固定する: スーツケース用のベルトなどを活用して、走行中に動かないように確実に固定しましょう。
- 衝撃に注意する: 衝撃吸収性はないため、急ブレーキや急なカーブは避け、安全運転を心がけましょう。
- こまめな交換を検討する: 汚れたり破損したりしたら、すぐに新しいものと交換しましょう。
- 飛び出し防止対策: ハーネスとリードを併用し、リードを短く固定するなどの対策を必ず行いましょう。
3. クレートはドライブボックスとしても使える

普段家で愛用しているクレートは、車内でも愛犬にとって安心できる移動スペースになります。
クレートに慣れている犬であれば、車内でもリラックスして過ごせるでしょう。

ハードクレート、ソフトクレート、どっちでもOKだよ

持ち手にシートベルトを通せるから、固定もカンタンね
活用方法とポイント
- ハードタイプクレートの固定: 安定性の高いハードタイプのクレートを選び、車のシートにシートベルトを通してしっかりと固定します。
- ソフトタイプクレートの注意点: ソフトタイプは軽量で持ち運びやすい反面、衝撃には弱い場合があります。しっかりと固定し、急ブレーキなどには特に注意が必要です。
- クレートのサイズ選び: 愛犬が中で快適に座ったり、伏せたり、立ち上がったりできる程度の適切なサイズを選びましょう。
クレート代用のメリット
- 比較的高い安全性: しっかりとしたクレートであれば、ある程度の衝撃から愛犬を守ることができます。
- 愛犬が落ち着きやすい: 普段から慣れているクレートであれば、車内でも安心して過ごせるでしょう。
- 移動がスムーズ: 車から降ろしてそのまま移動できます。旅行先などで便利です。
- 車内を清潔に保てる: 愛犬の抜け毛や汚れをクレート内に閉じ込めることができます。
我が家の愛犬は、クレートをドライブボックスとして代用していました。ハードタイプのクレートで、持ち手があったのでそこにシートベルトを通せばしっかり固定できました。
家族全員が車に乗る時は、クレートを座席に乗せず、足元に置くこともでき、便利とても便利でしたよ。
ただ、どうしてもクレートに入らない日もあったので、後でお話する犬用シートベルトも併用していました。
クレート代用のデメリット
- 場所を取る: ドライブボックスに比べて、車内スペースを大きく占有する場合があります。
- 重い場合がある: 特にハードタイプのクレートは重く、持ち運びが大変な場合があります。
- シートへの確実な固定が必要: 固定が不十分だと、走行中に動いてしまい危険です。
- 犬によっては嫌がる: クレートに慣れていない犬の場合は、車内に入れるのを嫌がる可能性があります。

お部屋でも使ってる場所だから、安心なのがいいわ。
安全に使うための重要ポイント
- シートベルトで確実な固定: クレートは必ずシートベルトで固定し、横滑りや転倒を防ぎましょう。
- 滑り止め対策: クレートの底に滑り止めシートを敷いたり、シートとの間にタオルなどを挟んだりするのも有効です。
- 温度管理に注意: 夏場など車内が高温になる際は、クレート内の温度にも十分配慮しましょう。
- 愛犬の様子をこまめに確認: 不安な様子が見られたら、休憩を挟むなど愛犬に配慮しましょう。
クレートの扉を閉めると愛犬が見えにくくなることがあります。長距離ドライブの時や、夏場の移動ではこまめに愛犬の様子を気にかけてあげましょう。

4.ドッグカートのキャリー部分を外して代用する

普段のお散歩で活躍するドッグカートも、キャリー部分を取り外しできるものがあり、ドライブボックスとして代用できます。
特に、複数の愛犬がいるご家庭や、足腰の弱い犬がいる場合に便利です。
目的地でキャリー部分をフレームに固定すれば、そのまま移動できるのもメリットです。
活用方法とポイント
- キャリー部分のみを活用: カートからキャリー部分を取り外せるタイプであれば、キャリー部分をシートにシートベルトで固定して使用することも可能です。
- 車種との適合性を確認: ドッグカートのサイズが車の荷室や後部座席に収まるか事前に確認しましょう。

おでかけ専用シートだ!ワクワク♪
ドッグカート代用のメリット:
- 乗り降りの負担軽減: 足腰の弱い犬や老犬にとって、無理のない体勢で乗り降りできます。
- 多頭飼いに便利: 複数の犬をまとめて安全に移動させることができます。
- 車外でもそのまま使える: 到着後、カートに乗せたまま移動できるので、旅行先などで便利です。
- 安定性が高い: キャリー部分の作りがしっかりとしたカートも多く、安定性の高さもある程度期待できます。

ドッグカート見ると、テンション上がるの!
ドッグカート代用のデメリット:
- 場所を大きく取る: ドッグカートとして目的地で使用する場合、フレーム部分をトランクなどに収納する必要があります。
- 積み下ろしが大変: 大きくて重いカートの場合、車への積み下ろしが大変なことも。
- 安全性の確保が難しい場合がある: 車のシートに固定しにくい形状のカートもあります。
- 比較的高価: ドッグカート自体が、他の代用品に比べて高価になる場合があります。
安全に使うための重要ポイント:
- 走行中の固定を徹底: カート全体を積む場合も、キャリー部分だけを使う場合も、走行中に動かないようにしっかりと固定しましょう。
- 振動に注意: 車の振動でカートが不安定にならないように、置き場所を工夫しましょう。
- 飛び出し防止対策: 愛犬がカートから飛び出さないように、リードを脱走防止フックなどにしっかりつなぎましょう。

5. 手軽で安全!犬用シートベルト&ハーネスを活用する

最も手軽に愛犬の安全を確保する方法の一つが、犬用シートベルトとハーネスをつなぐ方法です。
ドライブボックスのような囲いはありませんが、急ブレーキ時などに愛犬が前方へ投げ出されるのを防ぎ、安全性を高めることができます。

これもよく使うよ

いつものハーネスにつけられるの!
選び方と使い方:
- ハーネスの重要性: 首輪に直接シートベルトを取り付けるのは非常に危険です。必ず犬用のハーネスを使用しましょう。
- 体格に合ったサイズを選ぶ: ハーネスは愛犬の体に合ったサイズを選び、しっかりと装着することが重要です。緩すぎると抜けやすく、きつすぎると負担になります。
- シートベルトの種類: 純正シートベルトに接続するタイプや、ISOFIXに取り付けるタイプなどがあります。車の種類に合わせて選びましょう。
- 適切なリードの長さ: シートベルトの長さは、愛犬が座ったり伏せたりできる程度の余裕を持たせつつ、動きすぎないように調整しましょう。
写真でご紹介したのが、我が家で使っていた犬用シートベルトです。人間用のシートベルトに通して使います。
軽くて邪魔にならず、お散歩バッグに入れておけましたし、取り付けもカンタンでした。
犬用シートベルト&ハーネスのメリット:
- 比較的安価に入手可能: ドライブボックスに比べて、手頃な価格で購入できるものが多いです。
- 場所を取らない: 車内スペースを圧迫しません。
- 取り付け・取り外しが簡単: 手軽に使えるので、日常的なドライブにも便利です。
- 緊急時の安全確保に有効: 急ブレーキや衝突の際に、愛犬が受ける衝撃を軽減できます。

シートベルト、飼い主さんと同じだから嬉しい!
犬用シートベルト&ハーネスのデメリット:
- 動きが制限される: ある程度行動範囲が制限されるため、犬によってはストレスを感じるかもしれません。
- 体格に合ったものを選ぶ必要: サイズが合わないものを使用すると、安全性が損なわれる可能性があります。
- 事故の衝撃を完全に吸収できるわけではない: ドライブボックスのように、周囲を囲んで衝撃を吸収する構造ではありません。
- 犬種によっては抜け出しやすい: ハーネスの形状によっては、犬が抜け出してしまう可能性があります。
- 助手席で使うのはおすすめしない:行動範囲が限られるとはいえ、ある程度動けるため、助手席に乗せる場合は運転の支障となることもあります。
シートベルトのフックに固定するタイプのものは、愛犬が動ける範囲が広いので、特に助手席での使用は危ないのでは?と感じています。
我が家の愛犬は、バックにギアを入れると「着いた!早く降りたい!」と大はしゃぎして運転席の私に猛アピールしてきたので、実際に何度かヒヤッとしたこともあります。
安全に使うための重要ポイント:
- 必ずハーネスを使用する: 首輪への直接装着は絶対に避けてください。
- 体に合ったハーネスを正しく装着する: 緩みがないか、締め付けすぎはないか確認しましょう。
- 適切な長さに調整する: 愛犬が安全かつ快適に過ごせる長さに調整しましょう。
- 定期的な点検: シートベルトやハーネスに破損がないか定期的に確認しましょう。

【Q&A】ドライブボックスの代用に関するよくある質問
Q: 一番安全な代用品は何ですか?
A: 安全性は、選び方や固定方法、愛犬の性格によって異なります。
一般的には、しっかりと固定できるクレートや、体格に合った犬用シートベルトとハーネスが比較的安全性が高いと言えるでしょう。
手作りの場合は、固定方法や強度を十分に考慮する必要があります。
Q: 小型犬でもこれらの代用品は使えますか?
A: はい、小型犬でもそれぞれの代用品を活用できます。
ただし、サイズや強度、固定方法などは小型犬に合わせて調整する必要があります。
Q: 長距離のドライブでも代用品で大丈夫ですか?
A: 長距離ドライブの場合は、愛犬の快適性も考慮する必要があります。
クレートや安定した手作り品など、愛犬がリラックスできるスペースを確保できるものがおすすめです。こまめな休憩や水分補給も忘れずに行いましょう。
Q: 代用品を使う際に、何か法律で注意すべき点はありますか?
A: 運転中に犬を抱っこすることは、安全運転義務違反となる可能性があります。必ず何らかの形で犬を固定し、運転の妨げにならないようにする必要があります。
まとめ:賢く代用して、愛犬との安全で楽しいドライブを!
この記事では、ドライブボックスの代用品として、100均グッズ、ダンボール、クレート、ドッグカート、犬用シートベルト&ハーネスをご紹介しました。
高価な専用品に頼らなくても、工夫次第で愛犬との安全なドライブは実現できます。
それぞれのメリット・デメリットをしっかりと理解し、あなたの愛犬と車の状況に最適な方法を選んでください。
何よりも大切なのは、愛犬の安全と快適さです。この記事が、あなたと愛犬の素敵なドライブライフをサポートする一助となれば幸いです。
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