この記事では、老犬介護クッションの中でも、話題になっているワンエイド リラクッションの口コミや評価をご紹介します。
寝たきりや、それに近い状態になった老犬と暮らしていると、こんな心配が出てくるのではないでしょうか?
- 床ずれ:同じ姿勢で長時間寝ていることで、床に接している部分にずっと圧力がかかり、血行が悪くなって皮膚が壊死してしまう
- 筋力の低下:寝たきりで動けなくなると、姿勢を保つための筋力が低下する
- 関節が固まる:同じ姿勢を取り続けることで体中の関節が固まってしまう恐れがある
- 認知症が進む:同じ姿勢でいると外からの刺激がなく、認知症が進む恐れがある
- 体内時計が狂う:昼夜の区別がつきにくくなり、夜鳴きの原因になることも
自分で立つことや座ることが難しいほど体力が落ちていても、犬本来の姿勢である四つ足で立つ姿勢を維持できるのが、リラクッションです。
そうは言っても、こんな疑問も当然起こってきますよね。
- ワンエイド リラクッションが自分や愛犬に合うかわからない
- 老犬の寝たきり対策に何を使えばいいか迷っている
- 誤嚥や床ずれをできるだけ防いであげたい
- 高価な介護グッズ、買って後悔しないか不安
この記事ではこのようなお悩みや疑問を解決していきます。
【ワンエイド リラクッションの主な口コミ】
口コミから見えてきた、リラクッションを使うメリットとデメリットをまとめると、下の表のようになります。
メリット | デメリット | 対策 |
---|---|---|
立った姿勢を保てることで、表情や寝つきが改善する | 個々の愛犬にピッタリフィットさせるためにタオルなどで調整が必要なことがある | タオルなどを挟んで愛犬に合った高さに調整 |
無理のない姿勢で食事ができ、誤嚥のリスクが減る | 本体は洗濯できない | 撥水カバーをこまめに拭き、必要に応じて予備カバーを用意する |
床ずれ予防として体圧分散に効果あり | 犬用クッションとしては価格が高い | 価格以上の価値があるかを、愛犬のQOL(生活の質)向上という視点で考えてみる |
それでは、ワンエイド リラクッションの口コミ評価について、さらに詳しくご紹介していきますね。
ワンエイド リラクッションの悪い口コミ・デメリット
まずは、ワンエイド リラクッションを使って少し気になったという声をご紹介します。
- サイズや体型によっては頭がクッションからずり落ちたり、体勢が安定しないことがある
- 体格によっては後ろ足が浮いて、調整が必要な場合がある
- 本体を丸洗いできないので、予備カバーが別にあった方がよさそう
- 決して安くはないので「高い」と感じる人もいる
老犬の体格はそれぞれ違います。筋肉や脂肪の残り方、足の長さ、体の長さ、それぞれがオンリーワンですよね。
リラクッションは8サイズ展開(S・DM・M・DL・L・LL・3L・トイプードル)で、小型犬から大型犬までカバーしています。
それでも、あなたの愛犬にフィットするような細かい調整は、やはり飼い主さん自身でする必要があることも。

愛犬のことを一番わかってるのは、飼い主さんだもん
高さが足りない、という場合にはクッションと愛犬の体の間にタオルをはさんで調整してあげると良いですよ。
価格については、一番小さいSサイズで10,000円、LL以上のサイズだと50,000円程度します。
愛犬のためとはいえ、「クッション」に数万円かけるのがためらわれる、という声ももちろんあります。
ですが、口コミの多くが独自の形や機能が愛犬の生活の質を向上させることを実感する、と評価していて、「値段を気にせず早く買えばよかった」という声もありました。
ワンエイド リラクッションの良い口コミ・評判
続いて、ワンエイド リラクッションを使って満足されている方の声をご紹介しますね。
- 老犬が寝たきりになっても楽な姿勢を取れる!
- 誤嚥の心配が減ってご飯の時間が楽しくなった!
- 床ずれ防止に役立ってくれて助かる!
それでは、ひとつずつ詳しくみていきましょう。
老犬が寝たきりになっても楽な姿勢を取れる!
- 17歳の認知症の柴犬でも立位を保ててうれしそうにしてくれた
- うつ伏せでリラックスして眠れるようになった
- 長年介護してきたけれど、ようやく安心できる姿勢を見つけられた
高齢のワンちゃんが落ち着いた表情で過ごしてくれるという口コミは、介護する側にも大きな安心感を与えてくれますね。
体を起こせるだけで、精神的にも楽になったと感じる飼い主さんも多くいました。
誤嚥の心配が減ってご飯の時間が楽しくなった!
- 食事の際に喉が詰まらなくなった
- 頭が沈まず、正しい姿勢で食べられるように
- 表情が明るくなり、食欲も戻ってきた
立った姿勢でしっかり食べられるのは、高齢犬にとって重要なサポートです。
横になった姿勢のままで食べたり飲んだりすると、誤嚥の危険があり、最悪命に関わることも!
四つ足で立っている姿勢に近い体勢で食べることでスムーズに胃に食べ物が送られますから、愛犬にとっても「楽に食べられる」と思えるはず。
誤嚥を防ぎながら、安心してご飯タイムを楽しめるのは、双方にとってありがたいですね。

老犬のごはんタイムのアイデアをまとめた記事があるわよ
床ずれ防止に役立ってくれて助かる!
- 関節の痛みを感じにくくなったようで、ぐっすり眠ってくれる
- 同じ姿勢が続いても、嫌がる様子がない
- 身体が安定して支えられている印象がある
床ずれ防止に大切だ、と言われているのが「体圧分散」です。定期的に老犬の姿勢を変えてあげて、同じ場所に圧力がかからないようにすることですね。
リラクッションはビーズクッションで老犬の体を柔らかく支えてくれ、一か所に集中して圧力がかかることを防ぎます。
長く同じ姿勢で寝る高齢犬にとって、快適さと健康の両面から役立ってくれそうですね。

ワンエイド リラクッションの機能や特徴・ポイント
ここからは、ワンエイド リラクッションの機能や特徴について、詳しくご紹介していきますね。
ビーズクッションが老犬の体をソフトにサポート
中身には極小のパウダービーズが使われていて、体の形にしっかりフィットします。
沈みすぎず支えすぎずのちょうどいい感触が、老犬の体を優しく受け止めてくれるんですね。
ふんわり包み込まれるような安心感があるようで、リラクッションに乗ったまま熟睡している、という口コミも目立ちました。
立っている姿勢を無理なく保ち、若い頃と同じ目線で周囲を見回すことができ、お鼻で空気の匂いを嗅ぐこともできます。
リラクッションで立たせたまま、ブラッシングやマッサージをしてあげることも、横に寝ているときよりラクにできるのも嬉しいですよね。

立った姿勢だと体中なでてもらえて嬉しいんだ
立った姿勢でごはんを食べるとのどに詰まりにくい
ワンちゃんの身体を立ち姿勢に保つ構造で、食事の際にも喉が詰まるのを防ぎます。
特に寝たきりの子でも、頭や体を安定させた状態で食べられるので安心です。
介護中の食事がスムーズに行えるのは、大きな魅力ですよね。
老犬ホームでも活用しているところがあるそうで、リラクッションで食事をさせる前後で寝かせる向きを左右逆にし、体位交換に役立っているそうです。

やわらかくて食べやすい、体にいいごはんを下のリンクでピックアップしてあるわ
両脇のクッションでまっすぐな姿勢を保ってくれる
サイドをしっかり支えるクッション構造になっているため、体のズレや倒れを防ぎます。
安心して体を預けられる設計なので、姿勢を崩してしまうことが少ないんですね。
前のあごのせ部分に頭を乗せてもらうと、とっても安定した姿勢を保てます。
寝返りや移動が難しい子でも、安定して過ごせるのは助かります。
撥水カバーで清潔&お手入れ簡単
カバーは撥水加工されており、水や汚れが染み込みにくくなっています。
ちょっとしたおしっこ漏れや食べこぼしも、サッと拭き取れるのが便利なんですよ。
カバーはもちろん洗濯機でガンガン洗えますので、いつでも清潔に保てます!
日々のお手入れの負担が減るだけで、介護のストレスも少し軽くなりますね。
8サイズ展開で愛犬の体格にフィット
リラクッションのサイズ展開は8つです。下の表にまとめてみました。
サイズ | 主な対象犬 | 体重(目安) | 前脚の長さ(A) 前足を地面につけたときの胸までの高さ | 胴体長さ(B) 前足の付根からお尻までの長さ | 胴体長さ (C) 前脚の付根から後脚の付根までの長さ |
---|---|---|---|---|---|
S | 超小型犬/小型犬 | ~3kg | 9cm~ | ~33cm | 13cm~ |
DM | 小型短足犬 | ~5kg | 10cm~ | ~40cm | 20cm~ |
M | 中型犬 | ~11kg | 20cm~ | ~40cm | 23cm~ |
DL | 中大型短足犬 | ~11kg | 14cm~ | ~55cm | 22cm~ |
L | 中大型犬 | ~20kg | 24cm~ | ~55cm | 22cm~ |
LL | 大型犬 | ~36kg | 30cm~ | ~70cm | 30cm~ |
3L | 大型犬 | ~36kg | 42cm~ | ~72cm | 30cm~ |
トイプードル | 小中型長足犬 | ~6kg | 17cm~ | ~33cm | 13cm~ |

リラクッションによくあるQ&A4つ
- Qリラクッションには何時間くらい乗せていてもいいですか?
- A
ワンちゃんが降りたいと感じるまで乗せてあげてOKです。
胸や腹部への圧迫が望ましくない子の場合は、動物病院へ相談のうえで使用してください。
- Q丸洗いできますか?
- A
カバーは取り外して洗濯できますが、クッション本体は丸洗いできません。
固く絞った布で汚れを拭き取り、その後からぶきしてよく乾かしてください。
- Q愛犬を乗せても足が伸び切らず、立った姿勢にならないのですが。
- A
足が伸び切っていない状態でも、立った姿勢を取ることで床ずれを防止したり、愛犬の気分が落ち着くなどの効果は期待できます。
気になる時は、愛犬とクッションの間にタオルをはさむなどで調節してください。
- Qうちの子は気に入らないようで、乗るのを嫌がります。
- A
暴れて降りようとするのは、それだけ元気な証拠ですので、それを喜んでくださいね。
ワンちゃんの性格や病状によっては、乗るのを嫌がることがあります。なでてあげたり、オヤツを使って乗ることに少しずつ慣らしてあげましょう。
落下によるケガ防止のため、目を離さないようにするのと同時に、リラクッションの横や後ろに柔らかい別のクッションを敷いてあげると良いでしょう。

ワンエイド リラクッションの口コミ評判 まとめ
こんな方におすすめです:
- 高齢犬や寝たきりワンちゃんの介護に悩んでいる方
- 誤嚥リスクを減らしたいと考えている方
- 体勢維持が難しい子に快適なサポートをしてあげたい方
ワンエイド リラクッションがあれば、愛犬との介護生活がもっと安心で穏やかに過ごせそうですね。
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